2014年7月20日日曜日

2014年7月13日 新宿「訪問健康相談」報告

2014年7月13日 新宿「訪問健康相談」報告

16時過ぎに集合し、都庁下~中央公園(池)~西新宿と、都庁下~中央公園(山)~東新宿の、2班にわかれて「おにパト」に帯同しました。
また、今回は人数もいたので、明治公園~江戸川公園にも1班、まわりました。
参加者は、医師3名、歯科医師1名、看護師2名、薬剤師1名、看護学生1名、薬学生2名でした。

今月から、医療班ニュースをつくりました。今月の話題は、熱中症と、結核。
熱中症予防の「経口補水液のもと」の提供と、730日(水)の結核検診のアナウンスも行いました。

結果、医療班ニュースを受け取って下さった方が124名、「経口補水液のもと」は115名に提供となりました。
「訪問健康相談」としての対応者は47名で、うち、血圧測定35名、薬対応14名でした。
カルテを起こしたのは4名で、うち2名は翌日の福祉申請からの受診予定となりました。

怪我して長期入院して働けなくなり、離婚されたうえに勘当されて帰る家がなくなり、退院したときに持たされた転院先への紹介状とCDROMを持ったまま、公園にいる方にお会いできました。
「そろそろ薬がなくなりそうで・・・」と打ち明けてくれたのは、ひとしきりおしゃべりしたりして、「じゃあまた来月顔出しに来ますから、なにかあったら声かけてください」と伝えた後でした。
こういう、とても遠慮気味な方や、公的扶助に消極的な方は、なかなか最初から要望を伝えてはくれず、下手するとそのニーズを見落としてしまいます。
訪問してこちらから出向いて行くことによって、相手のホームにお邪魔する形だからこそ、見えていなかったニーズが、拾えるようになってきている面はあるだろうと思います。

医療班は、第2日曜日の「おにパト」に帯同して、「訪問健康相談」を行っていきます。
よろしくお願いします。

また、新宿連絡会ニュース第64号が、630日に発行されています。
20144月からの体制変更について、そして、変更して3カ月の評価について記載されていますので、ぜひご参照ください。